特集:不妊症(男性不妊、女性不妊)と東洋医学(調合漢方薬、鍼灸、指圧、経絡ツボ療法、子宝マッサージ)
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岡山大学医学博士(分子細胞医学 神経情報学、脳代謝研究施設 機能生化学部門)
徳島大学薬学修士(医薬品製造学 製薬化学科 生物薬品化学)
大山博行
Dr. HIROYUKI OHYAMA,Ph.D.



大ベストセラー 光文社・カッパブックス

    

認知症・アルツハイマーは、もう怖くない 「脳を守る漢方薬」 岡山大学 医学博士 大山博行 著



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特集:不妊症(男性不妊、女性不妊)と東洋医学(漢方薬、鍼灸)

「不妊症」についての正しい知識をもつ
①基礎体温をつける、②子宮・卵管・頸管のチェック、③排卵機能のチェック、④パートナーのチェック



不妊症の悩み、相談窓口 0283-22-1389(赤ちゃんが欲しい方は、大山鍼灸へ、イザ・ハリキュウ)
一人で悩まないで、まず、東洋医学専門(漢方薬、鍼灸、経絡ツボ療法)、大山鍼灸院、大山漢方堂薬局に、ご相談ください。
0283-22-1574(不妊症の悩みは、大山漢方で、イゴ・不安・ナシ)

まず、「不妊症」について正しい知識を持つ。

不妊症というのは、妊娠を願っているカップルが一定の期間、妊娠できないでいる状態をいう。→ 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大
その一定期間とは、以前は、2年以上の不妊期間がある場合に不妊症と判定していたが、
最近は、結婚年齢が上がって、2年では実情に合わなくなり、1年以上の不妊期間がある場合を不妊症と考える。
現在、日本では、赤ちゃんを望みながら恵まれず、悩んでいるカップルが200万組もいる。
ですから、人知れず悩んでいないで、専門家に相談しましょう。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大
特に、東洋医学(漢方薬、鍼灸、経絡ツボ療法)は、副作用がなく、まったく安心、安全で、効果的ですから、まず、最初に、ご相談ください。

不妊症は、女性側に原因がある場合と男性側に原因がある場合とに分かれて考えます。
最近のデータでは、女性に原因がある場合が50%、男性が40%、残りの10%が、原因不明です。 原因不明=東洋医学効果大。
不妊症というと、まず女性側の原因が問われがちですが、男性側の原因も想像以上に多いのです。
不妊検査を受けるときは、パートナーと二人で受けるのが原則です。

①妊娠のメカニズムを知る
卵巣には15万~40万個の卵子が卵胞細胞に含まれるかたちで入っている。
この中から、月に1個が排卵される。
これをキャッチするのが卵管の卵管采と呼ばれる器官。
子宮体部から左右の卵巣に向かって伸びているのが卵管で、卵管采は先端にあってラッパのような形をしている。
排卵が近づくと、卵管采は卵巣にかぶさるようになり、排卵によって飛び出した卵子をキャッチし、卵管の中央部まで運ぶ。
受精=待ち受ける卵子に向かって射精された精子が突進してくるが、
卵子の周辺まで、たどり着ける精子は、200個程度。
卵子と結合して受精となるのは、ただの1個。
精子が卵子の中に入ると、卵子を包んでる透明な殻が閉じて、他の精子の侵入をシャットアウトする。
受精した卵子(受精卵)は細胞分裂を繰り返しながら、卵管を子宮に向かって進み、子宮のなかに送り込まれる。
このとき子宮内では内膜がふかふかの状態になり、受精卵の受け入れ態勢を整えている。
子宮に到達した受精卵が子宮内膜に潜り込むように安定すると(着床)妊娠が成立する。
妊娠は、①排卵、②射精、③受精、④着床という、プロセスがあるが、
この4つのプロセスに支障をきたし、妊娠にいたらないのが不妊症という。

②不妊症の治療方法を知る
不妊症の治療方法、 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大(病院の不妊治療と併用可能、効果大)
①タイミング法
②人工授精
③排卵誘発剤による方法
④体外受精
がある。

人工授精法 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大(病院の不妊治療と併用可能、効果大)
①配偶者同士の卵子、精子を用いるもの、
②凍結保存精子を使うもの、
③配偶者以外の精子を用いるもの
に分かれる。



①タイミング法:不妊症検査の結果、異状なしと判断された場合に行う方法。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大
排卵日を特定し、もっとも効果的な、タイミングで、性生活(SEX)をするようにアドバイスする。
排卵日検査薬を使用、オギノ式、
排卵日を予測する検査結果をもとに「命中率」を最大限に高めようとするもの。

②人工授精法: → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大(病院の不妊治療と併用可能、効果大)
配偶者同士=タイミング法を、何度か試してみて妊娠しなかった場合に行う方法。
排卵日を特定し、その日に人工授精を行う。
男性側は、精子を、マスターベーションで採取する。(自宅採取で持参する、病院で採取してもよい)
採取した精子を、パーコール液による洗浄、スイムアップ法などによる処理を施す。
処理方法は、実際に精子を観察して、もっとも適切なものを選択する。
この方法は、頸管粘液に問題がある場合、抗精子抗体が陽性という場合に有効。
1回の人工授精での成功率は4~5%である。(想像以上に低いパーセンテージであることを知る)
人工授精による妊娠を試みるのは、セックスではどうしても妊娠しなかったというケース → 東洋医学(漢方薬、鍼灸、経絡ツボ療法を併用する。

人工授精法: 凍結保存精子によるもの → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大(病院の不妊治療と併用可能、効果大)
男性側の精子に問題があり妊娠不可能な場合
配偶者から精子の提供を受けて、人工授精を行う。(精子の提供者については知らされない)

排卵誘発剤による方法: 女性側の排卵に問題がある場合
排卵誘発剤を用いる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大(病院の不妊治療と併用可能、効果大)
排卵誘発剤を用いると、一度に、赤ちゃんがたくさん生まれる多胎=高齢の場合では、これが、功を奏すこともある。
卵巣過剰刺激症候群などの副作用がある。 → 東洋医学(漢方薬、鍼灸、経絡ツボ療法を併用する=副作用軽減できる。
誘発剤の種類:
内服する場合=クロミッド、セキソビット、
注射する場合=HMG製剤、純粋FSH製剤、hCG製剤、などがある。
クロミッドは、下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌量を増やし、卵胞成熟を助ける内服薬。
月経開始、5日目から5日間、当初は1錠ずつ服用する。
その後、様子をみながら必要なら、3錠まで量を増やすことができる。
一般的な排卵誘発剤であるが、頸管粘液の分泌を抑制する作用があるのが、欠点。
注)クロミッドを内服した場合の人工授精の成功率は7~8%である。(想像以上に低いパーセンテージであることを知る)
セキソビットは、クロミッドに比べて頸管粘液の分泌抑制が小さい内服薬。
月経開始5日目から飲みはじめ、服用日数は状況によって調整される。
排卵を促進する効果はクロミッドに劣る。
注射で投与するHMG製剤は、下垂体ホルモンであるFSH(卵胞刺激ホルモン)とLHによって使い分ける。
注射剤には卵胞の発育を促し、成熟卵子の質を高め、受精能力をアップさせる効果が期待できる。
注)HMG製剤を用いた場合の人工授精成功率は12~13%である。
純粋FSH剤は、ほとんどLHを含まないFSH製剤で、多嚢胞卵巣症候群の女性に有効。
hCG製剤は、排卵誘発剤の使用によって排卵が誘発された卵胞を排卵させる作用を持つ=LHと同じ働きをする。

体外受精=体外受精とは、体の外で卵子と精子を受精させ、受精卵(胚)を子宮に戻す方法。
受精のさせ方以外は、通常の妊娠と変わらないし、胎児に異常が出る可能性も同じ。
上記、不妊治療を試みても、妊娠に至らない場合は、体外受精を考える。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大(病院の不妊治療と併用可能、効果大)
高齢で、不妊症の人、両側卵管閉塞症の人、男性側に妊娠しない原因がある場合、
原因がはっきりわからない不妊症の人は、体外受精を考える。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大(病院の不妊治療と併用可能、効果大)
1回の体外受精で、妊娠する確率は30%。
40歳を過ぎた女性では10%程度。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大(病院の不妊治療と併用可能、効果大)
卵子は、30歳を超えると質的な低下が激しくなる。
体外受精の成功率も下っていく。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大(病院の不妊治療と併用可能、効果大)
受精には成功しても、子宮に着床させることができない場合もある。
子宮も、30歳を超えてから、機能的な低下が激しくなる。

体外受精の流れ:
体外受精の約3週間前から準備をはじめる。
月経がはじまってから21日め、くらいから点鼻薬を使って、からだのなかで自然に分泌されるホルモンを抑える。
これは純粋にホルモンだけで卵胞の成長を促して数を増やし、質を高める。
その後、次の月経開始3日目から毎日、排卵誘発剤を注射する。
この間、超音波検査で卵胞の様子を見守り、最大直径が20ミリになったところで、
血中ホルモン値を測定し、採卵日(卵子を取り出す日)を決定する。
採卵の方法は、膣式採卵法=採卵にかかる時間は15分程度。
痛みがないように麻酔薬を使う。
採卵後は2時間から3時間、病院で安静にしてから帰宅する。(入院の必要はない)
その後、体外受精となる。
受精したかどうかの確認は精子と卵子を結合させた翌日に行う。
受精卵は2日めに2~4細胞期、3日目に4~8細胞期という状態を経て、
4日目に8~16細胞期に入り、5日目には桑実胚、6日目に胚盤胞の状態に育っていく。
受精卵を子宮に戻す「胚移植」は、2日目、あるいは3日目。
受精卵の状態、および子宮内膜の状態によっては、多少の差異はある。



体外受精の費用…およそ30万円程度(採卵、麻酔、受精卵培養、胚移植、投薬)

基礎体温をつける=基礎体温をつけ、その曲線をチェックして、排卵があるか、ないかを知る。
基礎体温とは、体温が変化するような状態にない時の体温のことをいう。
たとえば運動など、体を動かせば体温は上がる、食事をしても体温は上がる。
また、驚きや悲しみといった精神的な変化も、体温に影響する。
1日の内で、そうした体温に影響を与える要素がない時=朝、目覚めて、まだベッドに横になっている時。
この時間帯に、計った体温が基礎体温になる。基礎体温は「覚醒時体温」ともいう。
基礎体温の測定は、婦人体温計を用いる。微妙に変化する基礎体温を正確に計る。
基礎体温は、毎日測定することが原則=「目覚めたときにベッドのなかで計る」
4時間以上の睡眠がとれていればよい。
婦人体温計はベッドの脇など、手を伸ばせばすぐ届くところに置いておく。
測定時間は5分間。
婦人体温計の水銀の部分が舌の裏側に当たるようにくわえる。
婦人体温計には、「摂氏(C)]の目盛りと「OV]の目盛りが刻まれている。
摂氏の目盛りは、1度の間が20等分されている。36度と37度の間に20の目盛りがある=2目盛りが1分になる。
OV目盛りは、35・5度から38度の間を50等分してある=1目盛りが1。
測定した基礎体温の数値を基礎体温表に記入する。
その日の数値を黒点で記入し、翌日の数値の黒点とを線で結ぶ。
これでできる折れ線グラフのような曲線を基礎体温曲線という。
注意)体温に影響を与えるような変化があったとき。
眠れなかったとき、風邪などの熱が出る病気にかかったとき、
排卵誘発剤やホルモン剤を服用したとき
などは、備考欄にその旨を記入する。
月経のあった期間は赤く塗りつぶすか「×」印をつける。
月経が始まった日から次の月経の前日までが月経周期。
月経の始まった日が月経周期の第1日となる。
体調の変化もわかるように記入する。
例)痛みがあったら「△」、不正出血がみられたら「▲」、セックスをしたときは「○」、おりものに変化があったら「+」、など。
一か月以上、基礎体温を測り、表に記入していくと、体温が低い時期と高い時期があることがわかる。
ふつうは、36・7度C(OV24)付近を境に、それより低い低温期と、それより高い高温期に分かれる。
月経周期の前半が低温期、後半が高温期になる。
曲線がこのように変化している場合は、排卵が起きていると考えられる。
排卵日は、低温期の終わりに少し体温が下がった日で、翌日からは体温は上がり高温期に入る。



基礎体温曲線に、上下の変化がほとんどなく、36・7度C以下の低温期がず~と続く場合。
この場合は、月経はあるが、排卵していない、と考えられる。これを「無排卵性月経」という。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大
無排卵性月経の原因は、ストレスやダイエット、不規則な生活などが影響して、排卵に必要なホルモンが分泌されないこと。
排卵がないので、この状態では、妊娠できない。不妊症になる。
排卵には、エストロゲンという卵胞ホルモンと、プロゲステロンという黄体形成ホルモンが関わる。
エストロゲンは月経が終わるころから分泌量が増え、排卵の直前に最も多く分泌される。
それにあわせて、プロゲステロンが分泌される。
両者の相互作用で排卵が起きる。
無排卵性月経では、プロゲステロンが分泌されずに、エストロゲンの作用のみで月経が起こっている。

脳の視床下部の機能がうまく働かず、プロゲステロンを分泌させる指令を出せなくなる=無排卵性月経のメカニズム。
無排卵性月経の症状: ①月経が10日以上もつづく、②出血量が少ない、③生理周期が短い、などがある。
無排卵月経の状態では、妊娠しないだけではなく、①貧血、②無気力、③不安感、にとらわれやすい。
無排卵性月経の治療:排卵誘発剤やホルモン剤を使った治療法がある。

基礎体温に、低温期と高温期がある(排卵)=妊娠可能。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大
排卵された卵子の寿命は約24時間=精子の受胎能力は3日間=排卵日の3日前から排卵日翌日までの5日間が妊娠可能な日になる。
可能性がもっとも高いのは排卵日とその前日になる。
基礎体温のほかにも排卵日を知る方法はある=「排卵日検査薬」=「排卵日検査薬は尿でチェックするタイプと唾液でチェックするタイプの2種類がある。
排卵日検査薬には「判定窓」と「終了窓」があり、窓にでるラインの色の濃淡で排卵日を判定する。
判定窓のラインが終了窓のラインより薄ければ陰性、同じか濃ければ陽性。陽性になった日と、その翌日がもっとも妊娠する可能性が高い。
排卵日検査薬は、プロゲステロン(黄体ホルモン)の有無をチェックすることで、排卵日を知るもの。
プロゲステロンは分泌される期間が36時間ほどと短いため、100%尿の中にある間に検査できるとはいいきれない。
検査を排卵前後の12時間ごとに行わないと、分泌の有無がわからないこともある。
基礎体温の測定を継続しながら、排卵日検査薬を使用するという二重の姿勢でいるのが一番良い。

「不妊症になる原因」

①「子宮内膜症」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大(病院の不妊治療と併用可能、効果大)
不妊症になる原因はさまざまですが、不妊になりやすい病気の一つに「子宮内膜症」がある。
「子宮内膜症」は、子宮内膜が子宮内膣以外の場所にできて増殖する=不妊に悩む女性の約30%はこの子宮内膜症。
子宮内膜症が、卵巣や子宮腺筋、卵管開口部などで起こり、組織が癒着すると不妊の原因になる。
自覚症状がない場合もあるが、生理痛やセックス時に痛みを感じるケースもある。

②「多嚢胞性卵巣」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大(病院の不妊治療と併用可能、効果大)
生理不順や排卵障害を引き起こす「多嚢胞性卵巣」も不妊の原因となる。
成熟卵胞になる前に卵胞の発育が止まり、卵巣の中に、排卵しない小さな嚢胞がたくさんできる病気=排卵障害が起きるため妊娠できない。
「多嚢胞性卵巣」は、超音波検査やホルモン負荷テストで診断できる。
治療には「排卵誘発剤」と「手術」がある。
手術による方法は、卵巣表面に多数の穴を開けて治療し、自然排卵を起こさせる=効果が短時間しか持続しない。

③「乳汁漏出症」=排卵障害の原因になる=「高プロラクチン血症」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大(病院の不妊治療と併用可能、効果大)
「乳汁漏出症」は、文字通り、乳頭から白い分泌物が漏れ出る。=ほとんどの場合、自覚されない。
原因はプロラクチンというホルモンの血中濃度が高くなることによる。
プロラクチンは、乳腺刺激ホルモンとも呼ばれる。
通常は出産後に分泌量が増え、おっぱいの出を促す働きをしている。
妊娠していない時は、プロラクチンの血中濃度は低いが、なんらかの原因で濃度が異常に高くなる=「高プロラクチン血症」
「高プロラクチン血症」の約90%に乳汁漏出症がある。
プロラクチンは1日のうちでも濃度変化が激しいので、正確に「高プロラクチン血症」を診断するにはTRHテストが必要。
これはTRHというプロラクチンの産出を促すホルモンを注射して、30分後、60分後にプロラクチンを測定する。
「高プロラクチン血症」の診断がつけば、乳汁分泌抑制剤を投与する。(抑制剤は内服)

④「クラミジア感染症」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大(病院の不妊治療と併用可能、効果大)
クラミジア感染症(最近増加の一途をたどっている)
クラミジア感染症も進行すると卵管閉塞を起こし、不妊症の原因になる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大
感染しても初期段階では自覚症状がなく、ひそかに進行してしまうことが多い。
子宮や卵巣の病気は不妊症の引き金になるので、注意が必要です。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大



「ブライダルチェック」
ブライダルチェックとは、結婚前に婦人科系の病気がないかどうかを調べることをいう。
結婚後は当然、妊娠ということが想定されるので、妊娠中になりやすい貧血の検査や、
妊娠中に感染すると胎児の異常の原因になりかねない風疹の抗体があるかどうかの検査、
血液検査、性病の検査、性感染症の検査といったものも検査項目に含まれる=婦人科系の人間ドックと考えられる。
最近はクラミジアなどの性感染症に罹患している女性が急増している。
パートナーにうつさないためにも、一度受けておくとよい。
「ブライダルチェックの主な検査項目」
・血液検査…血液型をはじめ、肝臓、腎臓の機能を調べる。梅毒の有無も判定できる。
・貧血検査…貧血は、妊娠中になりやすい。流産の原因にもなる。
・風疹抗体価検査…妊娠中の風疹感染は胎児異常の原因。流産の原因にもなる。
・レントゲン検査…心臓、呼吸器系の機能を調べる。
・HIV抗体検査…エイズ感染を調べる。正確に判定されるのは感染後、二か月以上経過してからである。
・B型管炎抗体検査…B型肝炎ウイルスを保有していないかどうか調べる。
・クラミジア検査…クラミジアに感染していると不妊の原因になる。出産時に赤ちゃんにも感染する。
・ドキソプラズマ検査…ドキソプラズマは寄生虫。妊娠中に感染していると胎児に悪影響が出る。
・子宮卵巣部超音波検査…子宮筋腫や卵巣腫瘍の有無を調べる。

子宮・卵管・頸管のチェック
①子宮=子宮は受精卵が着床する重要な器官。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大
妊娠中絶や流産の手術後に子宮内膣の癒着が起きる。結核性子宮内膜炎や子宮筋腫、子宮の奇形などがあると、着床障害が起きる。
子宮の機能を調べるための検査が子宮卵管造影。
子宮卵管造影では、子宮内に造影剤を注入して、子宮の形や卵管の通り具合をレントゲンで観察する。
卵管は排卵された卵子をキャッチし、受精させ、受精卵を子宮に送り届ける大切な器官。
卵管に障害があると妊娠は困難になる(不妊症の原因になる)。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大
卵管造影は、それだけで卵管の通りをよくするので、妊娠しやすくなる場合もある。

卵管炎=卵管炎を起こしていると、卵管が閉じてしまい卵子が卵管内に入れなくなる。(不妊症の原因になる)
卵管炎の原因は、卵管水腫やクラミジアへの感染。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大(病院の不妊治療と併用可能、効果大)
子宮内膜症の場合は、卵管開口部(卵管采)に癒着がみられる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大
卵管采はラッパのような形で、卵子をキャッチする役目を担っている。癒着があると卵子がキャッチできない。(不妊症の原因になる)
原因がよくわからない不妊症の場合は、卵管采が卵子をうまくキャッチできない場合が多い。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大
腹腔鏡検査では、おへその下から直径訳5ミリの細いスコープを差し込んで、子宮や卵巣、卵管の状態を調べる。
全身麻酔で行う。この検査では同時に卵管に水をとおしたり、腹腔内を洗浄する。

頸管=頸管は子宮の入り口にあたる。ここから分泌される頸管粘液も妊娠するために重要。
 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大(病院の不妊治療と併用可能、効果大)
排卵日が近づくと、頸管から頸管粘液が分泌され、SEXの後、精子はこの頸管粘液の中を泳いで子宮に向かう。
頸管粘液の分泌が悪かったり、精子との相性が悪かったりすると、普通のSEXでは妊娠しにくくなるので粘液検査は大切。
検査法は、フューナーテストや血液検査。
ヒューナーテストは、セックスのあった翌日に頸管粘液をとり、顕微鏡で観察する。これで精子との相性がわかる。
血液検査は、抗精子抗体を測定。抗精子抗体は最近、不妊症の原因として注目を浴びている。
女性が抗精子抗体を持っていると、精子を遮断してしまい、受精障害を起こす。(不妊症の原因になる)
 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大(病院の不妊治療と併用可能、効果大)



排卵=妊娠に絶対かかせないのが「排卵」があるか、ないかです。
 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大(病院の不妊治療と併用可能、効果大)
排卵日は基礎体温でわかるが、より正確を期すためには、血中ホルモン検査、超音波成熟卵胞測定、尿中LH判定、頸管粘液検査などで、排卵日を予測する。
血中ホルモン検査は、排卵直前にエストロゲンと黄体かホルモンを測定する。(排卵日を予測)
超音波検査は、発育してきた卵胞をみて、その大きさから排卵日を測定する=卵胞が20ミリに達すると排卵直前と考えられる。
尿中ホルモン検査は、排卵直前に、尿の中の黄体ホルモンを測定する。(排卵日を予測)
頸管粘液検査は、おりものを調べる=排卵直前になると、ほとんどの女性はおりものの量が増えてくる。(精子がスムーズに子宮内に入れるようにするための変化)
おりものの構造も、ふだんのものと違い、精子が泳ぎやすい環境をつくる。そのため、顕微鏡検査でおりものの変化をみると、排卵前後かどうかの判定がつく。
排卵が起こるのは、通常、月経がはじまってから12~15日目であるから、その時に、排卵検査をする。
排卵には多くのホルモンが深く関わっているが、ホルモンが分泌される器官は、視床下部、下垂体、卵巣。
視床下部からは、Gn-RHと呼ばれる、黄体ホルモンと卵胞刺激ホルモンの分泌を促すホルモン、
TRHという甲状腺刺激ホルモン、乳汁分泌を促すホルモンが分泌される。
下垂体からは卵胞刺激ホルモン(FSH)や黄体ホルモン(LH)などが分泌される。
卵巣からはエストロゲン、プロゲステロンが分泌される。
これらのホルモン分泌が正しく行われることが排卵の条件になる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大
その条件が整っているか、どうかを調べる検査が、ホルモン負荷試験。
ホルモン負荷試験では、LH-RHの負荷をかけることで、LH・FSHの反応を測定し、視床下部、下垂体、卵巣のどの部分に異常があるかを調べる。
たとえば、多嚢胞性卵巣症候群が原因で排卵障害を起こしている場合は、LHの過剰反応が認められる。(FSHは正常)
卵巣自体に機能障害があると、FSH・LHともに過剰反応を示が、このテストは月経がはじまって2日目から5日目までに行う。

男性不妊=不妊症のうち男性側に原因がある場合は約40%ある。
 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大(病院の不妊治療と併用可能、効果大)
主なものは①乏精子症、②無精子症、③精子無力症、④精巣静脈瘤、⑤勃起不全症(インポテンツ)、⑥心因的要素など。
①乏精子症は、精子の数が少ないもの、②無精子症は、精子がないもの、③精子無力症は、精子の運動能力が弱いもの、
④精巣静脈瘤は、陰嚢表面の静脈に瘤ができるもの、⑤勃起不全(インポテンツ)は、ペニスに元気がなく勃起しないため、柔らかく小さいままで、インサートできない状態、
⑤心因的要素は、セックスへの不安感や嫌悪感など、さまざまな精神的理由で、セックスができない状態。
 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大、カウンセリング可能(病院の不妊治療と併用可能、効果大)

男性のチェックは、精液検査を行う。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用で効果大(病院の不妊治療と併用可能、効果大)
方法は、3~5日間禁欲して、マスターベーションで精子を放出採取し、顕微鏡で観察する。
正常な精液のWHOの基準は、
・精液量…2ミリリットル以上
・精子数…20000万/ミリリットル以上
・運動率…50%以上
・奇形率…50%未満
なお、病院で精液を採取するのに抵抗がある人は、自宅で採取して持参することも可能。
ただし、精液を採取後、2時間以内に検査ができることが条件。
男性は、なかなか不妊症の検査を受けたがらない現実があるが、
妊娠には、パートナーシップがとても重要。二人三脚で妊娠を実現する姿勢を持つこと。



不妊症 「不妊症かも?と思ったらどうする」

健康な夫婦が、子どもがほしくて性生活をしているのに、2年以上すぎても妊娠しないという場合は、
何らかの不妊の原因があるとみて、専門家に相談するとよい。

「不妊の原因と治療法の知識」
不妊症の原因は、本当にさまざま。いくつもの原因が重なりあっている場合も多く、気長に、夫婦そろって不妊対策を試みる必要がある。
①女性に多い不妊の原因
女性側の不妊原因=卵管の癒着、卵管の狭窄=女性不妊の約30%はこれ。
女性の内性器(子宮、卵巣、膣)の異常、黄体機能不全などもある。
②男性に多い不妊の原因
男性側の不妊原因=男性側に原因がある場合は、全部の不妊症の約40%になる。
無精子症、精子減少症、精子形成障害、精子路障害などがある。

「不妊症の検査」
病院へ行くと、どんな検査をするのか不安になるが、不妊症は原因が複雑な場合が多いので、信頼できる病院で、要領よく、系統だててしてもらう。
まず、問診や一般診察で、健康状態、生活状況、性生活などをみてから、検査を行う。
女性側の検査
①基礎体温の測定=排卵の有無、排卵日、卵巣の働きを知る。
②卵管疎通検査=月経終了後、2~3日目から、排卵日の間に、子宮口から造影剤を入れて子宮腔や卵管腔の内部を調べる。
③子宮内膜組織検査=排卵後の7日目頃に、受精卵が着床する子宮内膜に異常がないか、組織をとって調べる。
④性交後検査(ヒューナーテスト)=もっとも受精しやすい排卵日前後に性生活(膣内射精)をして、3~4時間後に精子が子宮頸管を上昇していくかどうか調べる。
⑤射精後、女性の膣、子宮腔内から内溶液を採取してガラス板にのせ、顕微鏡で精子の運動性や精子量をみる。
男性側の検査
①精液検査=精液の精子数、運動能力、PH、粘度、精子の奇形混在の有無などを調べる(3~4日禁欲後、マスターベーションで検査容器に精液を出す)
②睾丸組織検査=睾丸穿刺を行い、組織を調べる(精液検査で無精子症や精子減少症(精子が少ない)などの場合に造精機能をみる)
③染色体検査=無精子症の場合、性染色体などを検査して、半陰陽かどうか調べる。

注意)
子供がほしいのにできないときの、女性の気持ちは切実です。
そんなとき、「どうしてつくらないの」、「早くつくったほうがいいよ」、などといった無神経な言葉に、つい落ち込んでしまうかもしれませんが、
そんな時は、人は人と割りきって、あまり悩まずに、明るく毎日を過ごすことが大切です。
家族、友人、知人、同僚の人も、口出しせずに、見守る姿勢が必要です。

女性不妊の原因

卵管障害(卵管閉塞 腫瘤癒着 子宮内膜症)
子宮障害(子宮の奇形 子宮筋腫 結核性内膜炎)
排卵障害
卵巣障害
女性ホルモン分泌障害
精子侵入障害


特集:不妊症(男性不妊、女性不妊)と東洋医学(漢方薬・鍼灸)

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東洋医学(漢方薬・鍼灸・経絡ツボ療法) 不妊症の悩み、女性の悩み相談窓口

特集① 生理の悩み Q1:生理不順:生理の周期が一定していません Q2:生理の量が多くて痛みがひどい
      Q3:生理でもないのに出血があります Q4:生理がない
特集② おりものの悩み Q1おりものの量が多い Q2おりもののにおいがきつい
特集③ 陰部の悩み(性器=女性生殖器) 性器のかゆみ・痛み=Q1性器がかゆい Q2性器がが痛い
特集④ バストの悩み Q1乳房にしこりがある Q2乳首に異常がある
特集⑤ SEX(セックス、性生活)の悩み Q1 SEXのあと出血する Q2 SEXのとき痛みがある



特集:不妊症(男性不妊、女性不妊)と東洋医学(漢方薬、鍼灸)

「不妊症」についての正しい知識をもつ
基礎体温をつける
子宮・卵管・頸管のチェック
排卵機能のチェック
パートナーのチェック



特集① 生理の悩み

「生理不順」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
女性は卵巣の中に100万~200万個の原始卵胞を持って生まれてくる。
思春期になると毎月、その中のたったひとつの原始卵胞が成熟して排卵され、受精を待つ。
子宮内では、そのための準備をはじめてホルモンを分泌し着床しやすい状態をつくる
ここで受精が成立すれば妊娠。受精しなければ、受精するために整った子宮内膜ははがれて出血。
これが思春期から閉経期まで毎日くり返されていく。
ホルモンが大きく関与している、生理の状態はその分泌によって左右される、ホルモン分泌はさまざまな要因によって変化する。

「生理の周期が一定しない」 平均的な月経周期は28日。
25~38日でめぐってくるなら正常範囲。
月によって4~5日遅れたり早まったりするのはよくあること、6日程度であれば特に心配なし。
生理の周期はホルモンによって左右される。
ホルモンはストレスや生活環境の変化、無理なダイエットなどの要因に影響を受けやすく、バランスがくずれて周期が乱れることがある。
ホルモン分泌の環境が整えば生理の周期も安定してくる、一時的な生理不順ならば問題なし。
頻繁に乱れるようなら、専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大

「生理が遅れがち」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理と生理の間隔が39日以上あくものを「稀発月経」という。
生理がきてから排卵するまでの間が長いために、生理と生理の間隔があいてしまう。
少なくとも50日に一度は定期的に生理があるというのであれば、特に、大きな問題はありません。
ただし、正常な範囲で生理がこないケースでは、排卵しているか、排卵していないか、をきちんと見極めておく必要がある。
その方法は、まず基礎体温をつけること。
基礎体温をつけてみて、低温期と高温期が2相にわかれているか、高温期が2週間程度つづいているかを見る。
体温表がこのように推移していれば、排卵しています。
逆に、高温期がはっきりせず、期間も短いといったケースでは無排卵月経、つまり、生理があっても排卵をしていない。
ただ、無排卵であっても2ヶ月に1度程度定期的に生理があるようなら、排卵が起こってくるケースもある。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
しかし、3カ月以上生理がこないことが頻繁である場合は不妊症になる可能性大  → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
年に2~3回しか生理がこないという人 → 専門家に相談=調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大。

「生理が月に何度もある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
稀発月経とは反対に、月に何度か生理がある場合は「頻発月経」という。24日以内にやってくる間隔が短い生理のことをいう。
生理の周期はストレスなどの影響を受けやすいので、一度二度、あるいはたまに生理の間隔が短いことがあっても、特に心配はいらない。
ただし、慢性的に頻発月経が起こる場合は注意。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
頻繁に生理がやてくるときは、稀発月経同様、排卵のあるものと無排卵のものとがあり、不妊症になる可能性大 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
基礎体温を計って排卵の有無を確認する。
頻繁に生理がある場合は、出血が生理によるものでないことも考えられる。
子宮頸管ポリープ、子宮内膜症、子宮筋腫などによる不正出血。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
あるいは非特異性膣炎などがある場合にも出血する。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大



「生理の期間、量に乱れがある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理が2日以内と極端に短いものを「過短月経」という。8日以上生理がつづくものを『過長月経』という。
また、生理期間は通常でも出血量が極端に少ない場合は「過少月経という。
生理はふつう、4~7日が正常な生理期間とされている。
1~2日と少ない場合は「無排卵月経」である可能性がある。
生理が8日以上つづき量が少ない場合は、不妊症につながる無排卵月経の可能性大 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
慢性的に生理の周期が不順である場合には要注意=専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理周期は順調、出血量が少ない、場合は、注意。
子宮筋腫、子宮内膜症の病状があると出血量が減ってくる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
逆に、出血量が多くなる場合も注意。子宮筋腫、子宮内膜症の病状があると出血量が増える。(どちらもある=子宮筋腫、子宮内膜症の病状)
今までは、正常だったのに、ある時期から生理期間が長くなったといったときも、これらの病気が疑われる。
また、子宮頸管ポリープ、子宮体ガンなどの病気が隠れていることもある。専門家に相談。

「生理の量が多く、痛みがひどい」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
タンポンとナプキンを使ってももれる。 量の多さには個人差がある。 通常の出血量は180ml前後。
生理期間が正常で、2~3日目に、出血量の増える程度なら、問題なし。
特に20代は出血の量は多いのが普通。
貧血を起こすほど多い=「過多月経」の場合は子宮筋腫、子宮内膜症などが疑われる。専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
また、まれに、ジャーッと大量に出血する場合もある。
20歳未満、あるいは更年期に起こることが多く、原因はホルモンの分泌異常=輸血が必要になるほどなら、きちんとホルモン治療を受ける必要がある。

「レバーのようなかたまりがある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
出血量の多さよりはむしろ、生理血中にレバーのようなかたまりがある場合は病気のサインと判断する。
疑われるのは「子宮内膜症」、「子宮筋腫」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
①子宮内膜症は、子宮の内側を覆っている膜が子宮内腔以外に飛び出して増殖する病気。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
レバー状のかたまりが見られ、生理痛がだんだんひどくなっていくときは、子宮内膜症が疑われる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
②子宮筋腫はまったく無症状で進行する場合もあるが、レバー状のかたまりが見られたり、出血が多くなったり、
さらに、筋腫が大きくなると臓器を圧迫して頻尿、便秘、腰痛などの症状が出てくる。
おりものに異常が見られるなど、筋腫ができる場所のよって、あらわれる症状が違う=総合的に症状を見ながら判断する。

「生理痛で寝込んでしまう」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理中は多かれ少なかれ、生理痛はある。 この痛みの正体は、「機能性生理痛」と「器質性生理痛」である。
①「機能性生理痛」は、10代~20代前半では子宮口が未成熟で狭いため、子宮内から出てくる血液が押し出されるときに痛みを感じる。
さらに年代が進むと、子宮を伸縮させる物質であるプロスダグランディンの分泌が多くなり、そのために痛みが強く出る。
プロスタグランディンの分泌が多い人は、より痛みを強く感じるという仕組みである。
痛みは下腹部から腰にかけて感じることが多いが、放散痛といって、足の付け根やおなかまわり全体に広がることもある。
生理痛がひどく、日常生活にまで影響をおよぼす場合を「月経困難症」という。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
ホルモンバランスの乱れやストレスなどが影響している。
症状としては、下腹部痛、腰痛、腹部膨満感、吐き気、頭痛、疲労感、下痢など、さまざま → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
②「器質性生理痛」は病気が原因で起こる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
考えられる病気は「子宮筋腫、子宮内膜症」などの子宮の病気、卵巣腫瘍などの卵巣の病気。
一般の鎮痛剤を飲んでも効かない、さらに生理痛がひどくなる、お腹周辺以外にも痛みがある場合=専門家に相談



「生理日以外にも痛みがある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
「生理が終わっても、2週間ほどしたら、また痛みを感じる」という人
生理が終わって2週間は、ちょうど排卵日になる。
左右の下腹部にチクリとした痛みを感じる場合は、まず「排卵痛」が考えられる。=問題なし
これは排卵を促す卵巣ホルモンのバランスの変化によるもので、少量の出血をみる場合もある。
生理予定日の前に感じる下腹部痛は生理の前触れと考えてよい=問題なし。
ただし、生理痛のような痛みが、生理以外にも下腹部に感じる場合は病気のサインである。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
「月経前緊張症」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
これは生理がやってくる1週間ほど前から下腹部痛があらわれたり、むくみ、頭痛、だるさ、イライラなどといった、
いわゆる自律神経失調症があらわれるもの。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
症状の程度は、人それぞれだが、心と体に不快を訴える人=月経前緊張症

「生理でもないのに出血がある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理と生理の間に出血する=生理が終わって排卵日を迎えるころ、少量出血する事があるが、これは排卵期出血(中間期出血)と呼ばれるもの。
卵巣ホルモン分泌が一時的に低下するために起こるもの=問題なし。
軽い下腹部痛はあるものの2~3日程度でおさまるのが通常である。
出血は、鮮血ではなく、おりものに混じって「茶色」で確認される場合もある。
ただし、生理の周期が一定しないで、出血量や時期が乱れる「月経不順」がある場合で、
1週間以上、少量の出血がつづく場合は、ホルモンの乱れによる排卵異常の可能性大。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
子宮筋腫、子宮ガンの可能性もある。=専門家に相談。

「生理の数日前に出血する」 → 次の生理が始まる頃に出血する、また生理スタート日より遅れて少量出血する=妊娠の可能性大。
受精卵が子宮内膜に着床するときに自然に起こる反応で、妊娠を希望しているのであれば、まったく問題なし。
妊娠していない場合で、生理前に少量の出血がある場合は、黄体ホルモンの乱れが考えられるが、生理の一種と考えてよい、問題なし。
ただし、大量に出血して痛みをともなう場合は、「子宮筋腫」が疑われる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大

「不規則に出血する」 出血が不規則に続いている場合は、なんらかの異常が発生している
=子宮の病気、卵巣の病気、膣に起こる炎症性疾患(感染の病気)原因となる可能性大。
専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大

「生理がない」 「まだ初経がない」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
平均的な初経年齢は10~16歳。17歳で初経がまだないという場合は問題となる=原因を探らなければならない。
比較的多いの原因は、処女膜が閉鎖されている場合。
子宮や卵巣は正常にはたらいて月経血も排出されているのに、処女膜が閉鎖されていて膣内に月経血がたまっている状態=外科的治療で治癒。
精神的、肉体的なストレスが原因となっている場合。
人間関係、受験によって受けるストレス、小さい時から運動(ダンス、バレエ、体操、柔道など)を継続しているために受ける肉体的なストレス、
ダイエットも影響する。(最近は、小学生でもダイエットという言葉を口にする時代。無理なダイエットで体重が減少して初経が遅れる場合もある。
ホルモンのメカニズムに障害がある場合、染色体に異常がある場合もある=基礎体温をつけたうえで、専門家に相談する。

「生理が止まってしまった」 「妊娠以外で生理が止まってしまう」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
原因は、ストレス、無理なダイエット、激しいスポーツ、そしてなんらかの病気が隠れている場合。
原因として一番多いのはストレス。 脳の視床下部がストレスの影響で狂い、視床下部からの命令系統が狂い、
月経誘発に影響がおよび、ホルモンのバランスが乱れて生理が止まる。
激しいスポーツも、極度の疲労からホルモンバランスを乱す。
最近では、食事をとらないなど無理なダイエットをしたことによって生理が止まる若い女性も増えている。
栄養の行き渡らない子宮や卵巣は機能を低下させて生理が止まる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
無月経の状態が長くつづくと、子宮が萎縮したり、卵巣の機能が衰えて不妊症の原因になる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理が止まり、膣の上皮がもろくなると、セックスとしたときに出血したり、痛みが起こる。
3カ月以上生理が止まっている場合は専門家に相談。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
「生理が月に何度もある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
稀発月経とは反対に、月に何度か生理がある場合は「頻発月経」という。24日以内にやってくる間隔が短い生理のことをいう。
生理の周期はストレスなどの影響を受けやすいので、一度二度、あるいはたまに生理の間隔が短いことがあっても、特に心配はいらない。
ただし、慢性的に頻発月経が起こる場合は注意。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
頻繁に生理がやてくるときは、稀発月経同様、排卵のあるものと無排卵のものとがあり、不妊症になる可能性大 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
基礎体温を計って排卵の有無を確認する。
頻繁に生理がある場合は、出血が生理によるものでないことも考えられる。
子宮頸管ポリープ、子宮内膜症、子宮筋腫などによる不正出血。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
あるいは非特異性膣炎などがある場合にも出血する。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大



「生理の期間、量に乱れがある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理が2日以内と極端に短いものを「過短月経」という。8日以上生理がつづくものを『過長月経』という。
また、生理期間は通常でも出血量が極端に少ない場合は「過少月経という。
生理はふつう、4~7日が正常な生理期間とされている。
1~2日と少ない場合は「無排卵月経」である可能性がある。
生理が8日以上つづき量が少ない場合は、不妊症につながる無排卵月経の可能性大 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
慢性的に生理の周期が不順である場合には要注意=専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理周期は順調、出血量が少ない、場合は、注意。
子宮筋腫、子宮内膜症の病状があると出血量が減ってくる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
逆に、出血量が多くなる場合も注意。子宮筋腫、子宮内膜症の病状があると出血量が増える。(どちらもある=子宮筋腫、子宮内膜症の病状)
今までは、正常だったのに、ある時期から生理期間が長くなったといったときも、これらの病気が疑われる。
また、子宮頸管ポリープ、子宮体ガンなどの病気が隠れていることもある。専門家に相談。

「生理の量が多く、痛みがひどい」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
タンポンとナプキンを使ってももれる。 量の多さには個人差がある。 通常の出血量は180ml前後。
生理期間が正常で、2~3日目に、出血量の増える程度なら、問題なし。
特に20代は出血の量は多いのが普通。
貧血を起こすほど多い=「過多月経」の場合は子宮筋腫、子宮内膜症などが疑われる。専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
また、まれに、ジャーッと大量に出血する場合もある。
20歳未満、あるいは更年期に起こることが多く、原因はホルモンの分泌異常=輸血が必要になるほどなら、きちんとホルモン治療を受ける必要がある。

「レバーのようなかたまりがある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
出血量の多さよりはむしろ、生理血中にレバーのようなかたまりがある場合は病気のサインと判断する。
疑われるのは「子宮内膜症」、「子宮筋腫」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
①子宮内膜症は、子宮の内側を覆っている膜が子宮内腔以外に飛び出して増殖する病気。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
レバー状のかたまりが見られ、生理痛がだんだんひどくなっていくときは、子宮内膜症が疑われる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
②子宮筋腫はまったく無症状で進行する場合もあるが、レバー状のかたまりが見られたり、出血が多くなったり、
さらに、筋腫が大きくなると臓器を圧迫して頻尿、便秘、腰痛などの症状が出てくる。
おりものに異常が見られるなど、筋腫ができる場所のよって、あらわれる症状が違う=総合的に症状を見ながら判断する。

「生理痛で寝込んでしまう」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理中は多かれ少なかれ、生理痛はある。 この痛みの正体は、「機能性生理痛」と「器質性生理痛」である。
①「機能性生理痛」は、10代~20代前半では子宮口が未成熟で狭いため、子宮内から出てくる血液が押し出されるときに痛みを感じる。
さらに年代が進むと、子宮を伸縮させる物質であるプロスダグランディンの分泌が多くなり、そのために痛みが強く出る。
プロスタグランディンの分泌が多い人は、より痛みを強く感じるという仕組みである。
痛みは下腹部から腰にかけて感じることが多いが、放散痛といって、足の付け根やおなかまわり全体に広がることもある。
生理痛がひどく、日常生活にまで影響をおよぼす場合を「月経困難症」という。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
ホルモンバランスの乱れやストレスなどが影響している。
症状としては、下腹部痛、腰痛、腹部膨満感、吐き気、頭痛、疲労感、下痢など、さまざま → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
②「器質性生理痛」は病気が原因で起こる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
考えられる病気は「子宮筋腫、子宮内膜症」などの子宮の病気、卵巣腫瘍などの卵巣の病気。
一般の鎮痛剤を飲んでも効かない、さらに生理痛がひどくなる、お腹周辺以外にも痛みがある場合=専門家に相談



「生理日以外にも痛みがある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
「生理が終わっても、2週間ほどしたら、また痛みを感じる」という人
生理が終わって2週間は、ちょうど排卵日になる。
左右の下腹部にチクリとした痛みを感じる場合は、まず「排卵痛」が考えられる。=問題なし
これは排卵を促す卵巣ホルモンのバランスの変化によるもので、少量の出血をみる場合もある。
生理予定日の前に感じる下腹部痛は生理の前触れと考えてよい=問題なし。
ただし、生理痛のような痛みが、生理以外にも下腹部に感じる場合は病気のサインである。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
「月経前緊張症」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
これは生理がやってくる1週間ほど前から下腹部痛があらわれたり、むくみ、頭痛、だるさ、イライラなどといった、
いわゆる自律神経失調症があらわれるもの。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
症状の程度は、人それぞれだが、心と体に不快を訴える人=月経前緊張症

「生理でもないのに出血がある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理と生理の間に出血する=生理が終わって排卵日を迎えるころ、少量出血する事があるが、これは排卵期出血(中間期出血)と呼ばれるもの。
卵巣ホルモン分泌が一時的に低下するために起こるもの=問題なし。
軽い下腹部痛はあるものの2~3日程度でおさまるのが通常である。
出血は、鮮血ではなく、おりものに混じって「茶色」で確認される場合もある。
ただし、生理の周期が一定しないで、出血量や時期が乱れる「月経不順」がある場合で、
1週間以上、少量の出血がつづく場合は、ホルモンの乱れによる排卵異常の可能性大。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
子宮筋腫、子宮ガンの可能性もある。=専門家に相談。

「生理の数日前に出血する」 → 次の生理が始まる頃に出血する、また生理スタート日より遅れて少量出血する=妊娠の可能性大。
受精卵が子宮内膜に着床するときに自然に起こる反応で、妊娠を希望しているのであれば、まったく問題なし。
妊娠していない場合で、生理前に少量の出血がある場合は、黄体ホルモンの乱れが考えられるが、生理の一種と考えてよい、問題なし。
ただし、大量に出血して痛みをともなう場合は、「子宮筋腫」が疑われる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大

「不規則に出血する」 出血が不規則に続いている場合は、なんらかの異常が発生している
=子宮の病気、卵巣の病気、膣に起こる炎症性疾患(感染の病気)原因となる可能性大。
専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大

「生理がない」 「まだ初経がない」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
平均的な初経年齢は10~16歳。17歳で初経がまだないという場合は問題となる=原因を探らなければならない。
比較的多いの原因は、処女膜が閉鎖されている場合。
子宮や卵巣は正常にはたらいて月経血も排出されているのに、処女膜が閉鎖されていて膣内に月経血がたまっている状態=外科的治療で治癒。
精神的、肉体的なストレスが原因となっている場合。
人間関係、受験によって受けるストレス、小さい時から運動(ダンス、バレエ、体操、柔道など)を継続しているために受ける肉体的なストレス、
ダイエットも影響する。(最近は、小学生でもダイエットという言葉を口にする時代。無理なダイエットで体重が減少して初経が遅れる場合もある。
ホルモンのメカニズムに障害がある場合、染色体に異常がある場合もある=基礎体温をつけたうえで、専門家に相談する。

「生理が止まってしまった」 「妊娠以外で生理が止まってしまう」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
原因は、ストレス、無理なダイエット、激しいスポーツ、そしてなんらかの病気が隠れている場合。
原因として一番多いのはストレス。 脳の視床下部がストレスの影響で狂い、視床下部からの命令系統が狂い、
月経誘発に影響がおよび、ホルモンのバランスが乱れて生理が止まる。
激しいスポーツも、極度の疲労からホルモンバランスを乱す。
最近では、食事をとらないなど無理なダイエットをしたことによって生理が止まる若い女性も増えている。
栄養の行き渡らない子宮や卵巣は機能を低下させて生理が止まる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
無月経の状態が長くつづくと、子宮が萎縮したり、卵巣の機能が衰えて不妊症の原因になる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理が止まり、膣の上皮がもろくなると、セックスとしたときに出血したり、痛みが起こる。
3カ月以上生理が止まっている場合は専門家に相談。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大



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特集② 「おりもの」の悩み

おりものは、子宮頸管粘液や膣の粘膜からの分泌物、
子宮の入り口や膣の上皮が新陳代謝によってはがれ落ちたもの、
外陰部の分泌物などが混じり合ったもの。
膣をうるおして、外部からの雑菌の侵入を防いだり、排卵期には精子を子宮に入りやすくして受精を助けるはたらきをしている。
通常と違う場合、状態は、必ず病気のサインとなる。



「おりものの量が多い」 生理と生理の間に量がふえる
おりものは女性ホルモンの分泌と密接な関係がある。
個人差はあるが、ホルモン分泌のさかんな成熟期には量が多い。
卵巣の働きが衰えてくる40歳を過ぎると少なくなり、ホルモンの分泌が止まる閉経後は、おりものの量も極端に少なくなる。
おりものの量は、生理周期によっても変化する。
排卵の前期(卵胞期)から徐々に多くなり、排卵期をピークにそれ以降(黄体期)は減少、生理直前に少なくなる。
おりものの量が多くなったと感じるのが排卵期であれば、
それは子宮頸管粘液の分泌が増して、精子と卵子が受精しやすいようにする、正常な体の変化、生理的なものであり、問題なし。
おりものの「周期」は基礎体温で判断できる。

「おりものの色」
生理の周期によって、おりものは、「色」「状態」「におい」に微妙な変化があらわれる。
排卵の前期は半透明か、薄いクリーム色で粘り気のないおりものが普通。
排卵日が近づくと、粘り気が出てきて生卵の白身のようにドロッとした感じになる。この時も透明に近い白色。
排卵日以降は、透明度は少なくなり白濁した感じになる。粘度も強い。
生理直前になると、粘度に加えてにおいも強くなる。
おりものがこのような変化をしているなら、多少量が多くても問題なし。
子宮膣部びらんに起因している場合。。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
透明に近い白または薄いクリーム色だったおりものが黄色に濃く変化している場合
=大腸菌やブドウ球菌などの一般的な細菌によって起こる非特異性膣炎が考えられる。。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
においが強くなるのが特徴。雑菌が膣部より奥に入り込んで炎症を起こす子宮頸管炎の場合。。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
タンポンやコンドームを置き忘れて起こる場合もある。 どの場合も「おりもののにおいは強くなる。」
「粘り気がない」と「ドロッとした感じ」を比較するには、指にとって確認するのがわかりやすい。
糸を引くように伸びるのが「ドロッとした感じ」。
また、おりものは酸性なので空気にふれるとにおいが強くなったり、黄色に変化する。
下着についた色やにおいで判断するのではなく、直接おりものにふれて判断する。



「おりものが、水っぽくサラサラしている」
立ち上がった瞬間に水っぽいおりものが出る、という女性は多い。
「尿が漏れたのかと思った…」と表現する人もいる。
排卵期が近づくにつれて水っぽいおりものが増えるのは問題なし。
ただ、1日に何度も下着を取り替えなければならないほどおりものの量が増え、排卵日以外にも多く出る場合。
=子宮筋腫、子宮内膜症が潜んでいる可能性がある=専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
水っぽくてサラサラしたおりものはトリコモナス膣炎の初期症状であることも考えられる。
その場合はかゆみを伴う。 かゆみがなければ、まず問題なし。
ただし、水っぽいおりものが色が濃く、においもに強くなる場合は注意。
クラミジアに感染した場合も、最初水っぽいおりものが出る。
症状の出にくい病気だが、下腹部に痛みがあらわれ、発熱する。
若い世代に増えている性感染症のひとつ。



「おりものが、かゆみを伴う。」
女性生殖器は、分泌物があり、いつも湿った状態にあるので、女性にとって「かゆみ」は、比較的多くの人が感じている不快感になる。
かゆみから解放される手段は、下着をこまめに取り替える、おりもの用の生理用品を利用する、こまめに入浴するなど、いろいろ考えられる。
まず、かゆみを起こさないように基本的に清潔を保ったうえで状態を判断する。
清潔にしていても、かゆみをともなうときは、病気のサインでもあることが多い。
かゆみがあり、豆腐カスのようにボロボロしたおりものの場合=カンジダ膣炎、
色が黄色みを増して膿のような状態で悪臭もある場合=非特異性膣炎、トリコモナス膣炎、淋病に感染している疑いがある。



「おりもののにおいがきつい」 甘酸っぱいにおいがする
おりものは、ほとんどの場合無臭であるが、膣の中は、「酸性」という特性を持っているため、多少甘酸っぱいにおいがすることがある。
おりもののにおいは生理前に強くなるのが特徴。この時期ににおいが強くなったと感じても、まったく問題なし。
おりものの「におい」には、病気のサインが隠されていることが多いので、自分のおりものが通常どんな状態なのか、
生理の周期にともなってどう変化するのかを知っておくことが大事。
基礎体温を計るとその変化がわかる。
おりものが下着について時間が経った場合は、においは強くなる。



「おりものが、ツーンと鼻につくにおい」 においに関する感じ方は人それぞれである。
どんな臭いがあるかを表現する言葉もさまざまである。
ふだんはほとんど無臭が常識のおりものであるが、「甘酸っぱい」という表現も、
においが強いと感じることがあるので、基本は「いつもよりにおいが強い」ということになる。
においが強くなる場合は、その他の症状も同時に起こっている。
黄色っぽい膿のような、おりものがあって「ツーンと鼻につくにおい」
あるいは「チーズを焼いたときのようなにおい」があるとき=トリコモナス膣炎が疑われる。
おりものにはこまかい泡が混じっていいることもある。
外陰部に、はげしいかゆみがともなっているなら、まずトリコモナス膣炎に間違いない。
性感染症の一種で、セックスの数日後に出るのが通常。



「おりものが茶褐色をしている」
生理前に臭いが強くなり、おりものが薄茶色がかった色に変化することがある。
これは月経血が少しずつ出てきたことによるもので、病的なものではない。
ただし、生理前ではないのににおいが増し、茶褐色のおりものがあるケースでは非特異性膣炎の可能性がある。
茶褐色に少量の出血(不正出血)がみられるようなら別の病気も考えられる。→ 専門家に相談

「おりものの「状態」が豆腐カスのような感じである」
おりもののにおいが強く、生理の周期に準じた変化から逸脱した状態=病気のサイン
においが強くて「豆腐カスのような状態のおりもの」があるとき=カンジダ膣炎の可能性大
この場合、膣内や外陰部に強いかゆみをともなう=カンジダ膣炎の可能性大

  

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「最先端の鍼灸治療」 大山宗伯東洋医学記念館鍼灸治療室
(不妊症専門鍼灸治療室:完全予約制) TEL: 0283-22-1607

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鍼灸業界初のグッドデザイン賞も受賞しています。

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特集③ 陰部(性器、生殖器)の悩み

「陰部(性器、生殖器)に、かゆみ、痛みがる」
性感染症はセックスによって感染する病気の総称。
カンジダ、トリコモナス、クラミジアなど主なものだけでも18~20種類くらいある。
性器周辺に「かゆみ」や「痛み」がある場合の多くは、なんらかの性感染症にかかっている疑いがある。
性器周辺はいつも湿った状態なので、雑菌に感染したことによって起こるものもある。
不快な状態を取り除くためには、まず第一に、「清潔」にすること、
その上で、さまざまな「状態」を観察して、病気を予防、早期発見する。

 

「陰部(性器、生殖器)の部分がかゆい」 症状はかゆみだけ → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
性器周辺には腋の下と同じように、タンパク質や脂肪分を分泌するアポクリン腺が存在しているため、
汗をかいたり、ムレた状態が長くつづくとにおいやかゆみが発生する。
また、尿道や肛門が近くにあるので、おりものや尿、便などで不潔になりがち=かゆみが発生しやすい場所になる。
症状が、「かゆみだけ」の場合=「外陰炎」の可能性大 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
湿ってふやけた皮膚がすれて炎症を起こしたり、傷ができてしまい、ヒリヒリとして痛みを感じることもある。
外陰炎には傷から細菌が感染して起こる「感染性外陰炎」 → 調合漢方薬服用可能、
下着による摩擦やかぶれ、股ずれやアレルギーなどによって起こる「非感染性外陰炎」 → 調合漢方薬服用可能、
また、「尖圭コンジローム」の可能性もある。 → 調合漢方薬服用可能
これは性感染症の一種で、外陰部や肛門のあたり、膣口、小陰唇の内側などに先端のとがったイボのような米粒~大豆大の腫瘍ができる。
腫瘍が小さいうちは無症状であり、イボができたことで自覚する。大きくなるとかゆみが出る。



「おりものが、いつもと違う」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
かゆみがあり、おりものの状態がいつもと違う場合=何らかの異常が起こっている可能性大。
黄色あるいはクリーム色でにおいのあるおりものが増えてきたときは「非特異性膣炎」、 → 調合漢方薬服用可能
外陰部、膣内に「痛痒い」かゆみがあって、おりものに豆腐カスのようなかたまりがみられたら「カンジダ膣炎」 → 調合漢方薬服用可能
かゆみの感じ方は、さまざまで「ピリピリするような」あるいは「しみるような」かゆみと表現する人もいる。
かゆみがあって、黄色あるいは緑がかった色をして膿のようなものが混じっている場合は「トリコモナス膣炎」 → 調合漢方薬服用可能
「膣の中が熱い」感じのかゆみがある。
おりものの量が増えて外陰部にかゆみがある場合は、「淋病」の可能性もある。



「陰部(性器、生殖器)の部分が痛い」 痛みは外陰部にある。 → 調合漢方薬服用可能
外陰部に痛みを覚える病気は、「性器ヘルペス」がある=性感染症の一種で、クラミジアに次いで多い感染症。。 → 調合漢方薬服用可能
最初は外陰部に軽いかゆみを覚え、しだいに強い痛みとなってあらわれる。
外陰部がはれ、米粒大くらいの水泡ができ、それが破れると下着がふれただけでも飛び上がるほどの痛みとなる。
膣の入り口の左右両側の小陰唇の皮下にあるバルトリン腺が炎症を起こして痛みが出る場合=「バルトリン腺炎」。 → 調合漢方薬服用可能
大腸菌(淋病の場合もある)などの細菌がバルトリン腺に侵入して起こる。
バルトリン腺の開口部がふさがっていて分泌物が出なくなって起こる場合=「バルトリン腺のう胞」。 → 調合漢方薬服用可能
しだいに大きくなり、歩くのも困難な、激しい痛みがある。
膣の入り口あたりがヒリヒリと痛む場合はバルトリン腺の異常が疑われる。。 → 調合漢方薬服用可能
また、カンジダ膣炎は、かゆみとともに痛みで自覚することもある。痛みは膣内、外陰部におよぶ。。 → 調合漢方薬服用可能



「痛みが下腹部にある」 下腹部に起こる痛みは、さまざまな状況が考えられる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能 →効果大
痛みが起こる前に、水っぽいおりものがでた。外陰部に軽いかゆみがあった=前兆症状=クラミジアの可能性大
クラミジアは感染しても症状が全く出ない場合も多く、発見しづらい病気である。
クラミジアの下腹部痛は、軽いものが多いので、発見を遅らせてしまう性感染症。
下腹部に起こる痛みは、感染症より、子宮や卵巣などの病気の場合が多い。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
子宮や卵巣に起こった痛みかどうかを判断する、一応の目安は、おなかの奥のほうに痛みを感じる時が、子宮や卵巣の病気の可能性大。
中央部位は子宮系の病気、下腹部の左右に広がっているような痛みは卵巣系の病気であることが多い。
まれに子宮外妊娠で急激な痛みに襲われることがある。
卵巣に起こる病気は、症状としては出にくい。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
定期健診で見つかる場合がほとんど「卵巣膿腫」、「卵巣チョコレート膿腫」=下腹部にしこりを感じ、痛みが起こる場合が可能性大。
 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
人によっては「チクチクする痛み」と表現。 腰痛を感じる人もいる。 不正出血やおりものが水っぽくなった。
卵巣膿腫、卵巣チョコレート膿腫は、急な激しい痛みによって見つかる場合もある。=「茎捻転」と呼ばれる状態。
卵巣が腫れてくると、なにかの拍子でくるりと一回転して靭帯や卵管がねじれ、激しい痛みが起こる=緊急手術が必要。
「卵巣出血」=強い下腹部痛を起こす病気。
排卵のとき、卵が卵巣を飛び出すときにできる傷からの出血=少しのものであれば問題なし。
出血が腹膜を刺激して痛みが起こる。生理のたびに痛みがある場合は少ないが、ショック症状を起こすほどひどい痛みもある。
下腹部痛に悩まされる一番多い病気は、「子宮内膜症」である。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
次に、クラミジアが卵管に入り込んで起こる卵管炎=感染を知らずに放置していると、子宮や卵巣の病気へと発展し、不妊症につながる。
痛みから病気が見つかる場合は、セックスのときの痛みがサインとなることが多い。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大



「おしっこをするときに痛む」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
尿道と膣は非常に近い位置にある。
感染症を放っておくと菌が尿路に入り込んで炎症を起こす。
排尿するときに痛みを感じる。頻尿になった。=尿道炎や膀胱炎である可能性大。
トリコモナス膣炎やクラミジア、淋病、カンジダ膣炎などの性感染症を疑う必要もある。
排尿痛となって症状があらわれる以前に、すでに、おりものの異常、かゆみ、痛みなど、ふだんと違う症状が現れている場合=専門家に相談
 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大





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特集④ バストの悩み

「バストの異常」 「おっぱい」に、変な症状がある」
バストには、ふだん、あまり関心がない=「乳がんはもっと年齢がすすんでからのもの…」という思い込みがある。
ところが、乳がんにかかる年齢はしだいに若い世代へと移行する傾向にある。
とはいっても、バストに感じる異常で大きな病気につながるケースはそれほど多くはない。
ほとんどの場合、心配のいらない。



「乳房に、しこりがある」 腫れや痛みがある。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理が近くなるとバストは、通常、張って痛いと感じることが多い。
これは、バストが女性ホルモンの分泌に影響されやすいからである。
ホルモンのバランスが変動する生理前は乳房全体に、はれや痛みを感じたり、コリコリとしたしこりを感じる人もいる。
乳首が、かたくなり、さわると痛いという人もいる。
これらの痛みは生理がはじまるとスーッと消えていき、乳房全体もやわらかくなるのがふつう=まったく問題なし。
ただし、生理前に、はじまって生理と同時に消えていくのと、同じ経路をたどる病気に、「乳腺症」がある。
乳腺症は、乳房に粒状の大小さまざまなしこりができる病気です。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
指でふれると、弾力があって、しこりの形は、はっきりしない。全体がポコポコした感じ。
生理の前にしこりは大きくなり、生理がはじまると小さくなり、ほとんど感じない程度に小さくなる人もいる。
はりと痛みがあり、肩こりや頭痛などの症状を伴う場合もある。
乳首からおっぱいのような、あるいは血の混じった分泌物がでてくることもある。



「はれや痛みの他にも症状がある」
しこりは、ないが、その他の症状が顕著なのが「乳腺炎」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
乳腺炎は、授乳中に起こる場合がほとんどである。
乳房がかたくはれてさわると痛む、発熱をともなう、母乳ではない分泌物が出て、血が混じっている場合=痛みもひどく、乳腺炎の症状がすすんだ状態。
乳腺炎は、赤ちゃんが乳首を噛んでしまって傷つき、その乳頭部にできた傷から細菌が入り込んで「乳腺炎」を起こす。
授乳中や、それ以外の原因が見当たらないのに赤くはれて痛み、発熱もある場合=乳がんが進行して起こる炎症性乳がんの可能性がある。

「しこりが痛む」 バストにしこりがあり痛みを感じる=「乳腺症」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
それ以外のしこりは、あまり痛みを感じない。
しこり=乳がんと考える人も意外に多いですが、バストに触って感じるしこりの95%は痛みを感じない良性のもの
=「のう胞」、「乳腺繊維腺腫」、「乳管内乳頭腫」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
しこりの「形」「触熱」で、だいたいの病気を区別する方法、特徴、
①「のう胞」は、しこりの中に液体が溜まったもの=さわったときにツルツルした感触がある=のう胞と考えられる。
②乳腺繊維腺腫は、大豆から、うずらの卵、程度の大きさのしこりで、さわると逃げるように動くのが特徴。
複数みつかることもある。コリコリとした感触。
③乳管内乳腺腫は、母乳が出る乳管に両性のポリープができるもの。
乳首から血の混じった分泌液が出てくるのが特徴。乳首のまわりにしこりができることがあります。
乳がんのしこりも、あまり痛みを感じないが、チリチリとし痛みを感じる人もいる。
さわるとコリコリした感じ、小さな石が入っているような感じ、かたくてデコボコしている。
乳腺症や乳腺繊維腺腫の触感とよく似ている=早期では区別がつきにくい、
症状がすすむと周囲の組織との癒着が起こってひきつれたり、へこみが目立つようになる。
さらに、痛みをともない、乳首がへこんだり、乳首から血の混じった分泌物が出てくることもある。
乳がんは、1cm以内のときに発見できれば、ほぼ完治する病気。
諸症状にかかわらず、しこりを感じたら専門家に相談する。



「乳首に異常がある」 乳首にかゆみがある → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
乳首の周囲にある乳輪には、モントゴメリーという汗腺があります。
汗腺なので、当然、分泌物を出し、これが皮膚を刺激する。
乳首がかゆいといった症状はほとんどの場合、その分泌物から起こるかゆみである。
特に、汗ばむ季節などに多く、対処の方法は清潔にすること。
あせをかいたらシャワーを浴びたり、ぬれたタオルで拭く、などをこまめにする。
日々の清潔を心がけても、かゆみが止まらない、乳首がただれたような症状になる場合=乳がんが原因のパジェット病である可能性がある。
この病気は、しこりを感じる前にあらわれてくる、極めてまれなもの。
かさぶたができたり、出血するようならパジェット病が考えられる。



「乳首からへんな分泌物が出る」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
乳首から母乳のような乳白色、あるいは透明な分泌物が出てくる場合=高プロラクチン血症の可能性大。
ホルモンの分泌異常で起こる=これは妊娠をした経験がある(出産しなくても)人に起こる生理現象の一種。
しこりがないのが特徴=他の病気と容易に区別ができる。
おっぱいのような分泌物が出るのは「乳腺症」に見られるが、
血液が混じった分泌物が出てくる場合は、乳管内乳頭腫、乳腺症、乳腺炎、乳がんが考えられる。
特に、血性の分泌物が出る場合は、要注意=専門家に相談。



「乳首がへこんでいる」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
乳首の形は、人それぞれ、十人十色である。
乳頭が、亀裂している「乳頭亀裂」の場合は、細菌が感染して炎症を起こす。
乳首がへこんでいる「乳頭陥没」で、左右の乳房が不揃い、乳輪から陥没している場合は、乳がんの可能性もある。



特集⑤ SEX(セックス、性生活)の悩み

「SEXの時、症状がでる」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
SEXのときに痛みを感じる、SEXのあとに出血がある、など、SEXのときにあらわれる症状は病気のサインになる。
心配のいらないものもありますが、異常ととらえて、まず、専門家に相談することが大切。
痛みや出血がある場合は、そのことをパートナーにも伝えて理解してもらうこと。

「SEXのあとに出血する」 SEXのたびに出血する。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
セックスのあとの出血で、問題ないのは、次の3つの場合。
①子宮内に生理のときの月経血が残っていて、セックスしたことによって刺激されて出血する。
②生理日が近い時にセックスをして出血する。
③セックスによる刺激や接触によって、膣や子宮頚部ば擦れて傷つき出血する。
こうした場合は、出血は、一時的なもので、出血はすぐに止まる。
ただ、セックスのあとに出血するのも「不正出血」の一種と考えられるので、
たびたびくり返されることによって、病気になることもある→専門家に相談。



「おりものが、増えている」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
出血が長引いたり、セックスのたびに出血するようなら、その原因を考える必要がある。
セックスのたびに出血があり、おりものが増えた場合は、「子宮膣部びらん」の可能性大。
「びらん」というのは赤くただれた状態を指す言葉で、膣の突き当りの子宮頚部がただれている。
セックスの刺激によってその部位から出血が起こる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
出血がたびたびくり返されると「子宮頚ガン」に発展する可能性もある。
おりものの量が多くなり、悪臭がでてくるようなら「子宮頚がん」、「子宮体ガン」も考えられる。
おりものの量が増えて、セックスのあとの出血があり、おりものに血が混じる場合、「子宮頚管ポリープ」の可能性大。



「SEXのとき、痛みがある」 入り口付近が痛い → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
女性生殖器(性器)外陰部にはセックスがスムーズに行えるように、バルトリン腺が配置されている。
バルトリン腺は、膣入り口の左右両側の小陰唇の下の方にあり、性的に興奮すると、粘液の分泌量が増えて濡れる、潤う状態になる。
この分泌液が潤滑油となってスムーズなセックスが可能になる。
女性生殖器(性器)外陰部に炎症がある場合は、バルトリン腺からの潤滑液が分泌されなくなり、痛みを感じる。
 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
「バルトリン腺炎」、「バルトリン腺のう胞」がある場合、セックスの時、痛みが強く、挿入困難になる。
また、セックスの後、出血したり、排尿時に、しみて痛い。
「処女膜強靭症」の場合=そもそも膣入り口が狭く、膣入り口に痛みを感じる人=処女膜が強靭で弾力性に欠ける。
「セックスが痛くてたまらない」と訴える人=セックスに緊張感や恥じらいを感じて体が委縮してしまっている。
=ムードづくりが痛み解消に役立つ場合もある。
膣に炎症が起こっている場合も痛みを感じる=「非特異性膣炎」
性感染症に感染している場合も痛みを感じる。
まず、第一に、こうした原因を取り除くこと=専門家に相談。



「おなかの奥の方に痛みがある」  → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
セックスの時に、おなかの奥の方が痛む場合は、「子宮筋腫」、「子宮内膜症」の可能性大。
クラミジアなどの性感染症がある場合も、病原体が子宮や卵巣器官に入り込んで、
「卵管炎」、「子宮頚管炎」などを引き起こし、さまざまな痛みとなってあらわれる。
痛みに出血をともなうことが多い=女性の体にとっては過酷な状況になる。
痛みと出血がある場合は、パートナーに説明して、セックスは控える=専門家に相談



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以上、よろしくお願い致します。

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特集:子宮の病気

子宮筋腫=良性のこぶだから、あわてないできちんと対処
子宮膣部びらん=心配いらない「仮性びらん」がほとんどです
子宮頸管炎=放置しておくと、不妊の原因になる
子宮頸管ポリープ・子宮内膜ポリープ=子宮内膜の過剰反応が原因
子宮内膜炎=おりものが変だなと思ったらすぐ専門家に相談
子宮内膜症=生理がある女性の1割は、もっている
子宮ガン=最良の方法を選択する

特集:卵巣の病気

卵巣のう腫=ほとんどが良性だが、ほっておくのはよくない。
卵巣チョコレートのう腫=子宮内膜症の一種
卵巣腫瘍=病状もさまざまだが、良性か悪性かはっきりさせる
卵管炎・卵巣炎=発熱をともなう下腹部の痛みがある
卵管水腫=卵管炎を患った結果、起こる病気
卵巣出血=排卵がある女性は、だれにでも起こる可能性がある
卵巣がん=ひそかに進行する病気

特集:バストの病気=「しこり」に注意する

乳腺症・のう胞=心配ないが、ほっておくのはよくない。
乳腺炎=授乳中に、乳腺が炎症をおこす。
乳腺線維腺腫=バストにできるしこり(95%は良性)
乳管内乳頭腫=乳管に良性のポリープができる
乳がん=最良の方法を選択する

特集:感染症

クラミジア感染症=自覚症状が少ない
トリコモナス膣炎=恥ずかしがらずに、すぐ病院へ
カンジダ膣炎=湿ったところが好きなカビの一種
尖圭コンジローム=見た目でわかる
性器ヘルペス=放っておくと、かゆみが強くなる
淋病=おりものが増えたと感じる
非特異性膣炎=きつい下着やGパンが誘因
バルトリン腺炎・のう胞=抗生物質の服用でほとんどが治る
外陰炎=清潔にすることがいちばんの予防

特集:不妊症(男性不妊、女性不妊) 専門家に相談

「不妊症」についての正しい知識をもつ
基礎体温をつける
子宮・卵管・頸管のチェック
排卵機能のチェック
パートナーのチェック

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2015. 4~
(平成27年4月)
大山漢方堂薬局(同鍼灸治療室)統括主幹



岡山大学医学博士(分子細胞医学研究施設神経情報学部門、脳代謝研究施設機能生化学部門)
徳島大学薬学修士(医療生命薬学 製薬化学科 生物薬品化学分野)
大山博行
Dr. HIROYUKI OHYAMA,Ph.D.



大ベストセラー 光文社・カッパブックス

    

認知症・アルツハイマーは、もう怖くない 「脳を守る漢方薬」 岡山大学 医学博士 大山博行 著


社団法人 栃木県鍼灸師会
創立60周年記念式典
平成22年2月14日

 

社団法人 栃木県鍼灸師会
創立60周年記念式典 創立60周年記念誌
2010. 2/14

大山鍼灸院(大山漢方薬局併設) 最新情報 News !!!
*大山啓司(二代目宗伯)先生は、これまでの業績を称え、
2004年4月29日、日本国天皇より 「旭日単光章(きょくじつたんこうしょう)」
" The Order of the Rising Sun, Silver Rays." を授与されました。


大山宗伯記念・大山鍼灸院は、1920年開院以来、初代大山宗伯先生の技術と精神を受け継ぎ、
東洋医学2000年の英知を伝承しつつ、現代医学から方法論と最新技術を学び、
つねに東洋医学の真理(効力)を探求し続けています。

 大山宗伯記念・大山鍼灸院 代表 大山啓司
(社団法人 栃木県鍼灸師会長歴任 現相談役)
*大山啓司先生は、これまでの業績を称え、2000年5月29日 東京赤坂プリンスホテルにて、
 丹羽雄哉 厚生大臣より 「厚生大臣賞(公衆衛生部門)」を受賞されました。


 大山鍼灸院への行き方 


  「はり治療、きゅう治療の実際」

大山鍼灸診療医典 大山宗伯著



鍼灸を現代病に活かす! 「最先端の鍼灸治療」 大山宗伯記念・大山鍼灸院
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