特集:バストの病気と東洋医学(漢方薬・鍼灸) しこり、痛み、乳腺炎、乳癌
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大特集:バストの病気と東洋医学(漢方薬・鍼灸・経絡ツボ療法) バストの病気は、まず第一に、「しこり」に注意する。

乳腺症・のう胞=心配ないが、ほっておくのはよくない。
乳腺炎=授乳中に、乳腺が炎症をおこす。
乳腺線維腺腫=バストにできるしこり(95%は良性)
乳管内乳頭腫=乳管に良性のポリープができる
乳がん=最良の方法を選択する

特集:バストの病気

バストの病気=注意:「しこり」を見逃さない

「乳腺症、のう胞」 重い病気ではなく、特に、心配はないが、不安があれば、専門家の診断を受ける。

乳腺症・のう胞=生理前に起こり、生理がはじまると消えていく=バストのはりと痛みに似ている。
①しこりは粒状で、さわると弾力があって痛む。
②肩こりや頭痛がある。
③乳首から、おっぱいのような分泌物が出る。

乳腺症は30~50歳代に多いが、年代にかかわらず、
生理の周期が不規則であったり、出産経験のない人、授乳回数の少ない人、流産経験を持つ人がかかりやすい。

乳腺症の特徴
乳房の構造=乳頭には乳管という管が集まっている。
乳管は乳房全体に張り巡らされていて、乳管の先には乳腺葉がある=この先端を乳腺小葉という。
それら全体を包んでいるのが脂肪組織。 乳管や乳腺葉を含んだ組織が「乳腺」。
この乳腺に、しこりを感じるのが乳腺症=良性のしこり。
片側、あるいは両側の乳房に、ボコボコとした粒状の大小のしこりが確認できる。弾力性がある。
生理による、バストのはりや痛みと同じように、生理前になると、大きくなって痛み、生理が終わると小さくなり、痛みも薄らぐ。
また、肩こりや頭痛をともなう場合や、乳首からおっぱいのような分泌物が出るといった場合もある。
乳腺症が起こる原因=黄体ホルモンと卵胞ホルモンの分泌のバランスのくずれで起こる。
ストレスが原因になることもある。はっきりとした原因は、不明。
胸に、しこりを感じる乳腺症は、乳がんとの識別がむずかしいが、
乳腺症のしこりは、ガンに変化するものではない。
とはいえ、しこりのなかに乳がんが隠れているケースもある=しこりがふれたら自己判断せず、専門家の診断を受ける。
(乳腺症にかかった人は、将来、乳がんになるリスクが高い)

乳腺症といっしょに見つかるのが「のう胞」。
乳管の一部が、ふくらんで袋ができ、中に液体がたまる。
エストロゲン(女性ホルモン)の影響でできる。
乳腺症の一種=のう胞が大きくなるとふれてわかる=さわるとツルツルした感じがあり、痛みはない。

治療法
「のう胞」は、良性腫瘍(良性のしこり)なので、特に悪さをしない、乳がんに変化することもない。
通常は経過観察=大きくは、ならないか、数は、増えていないか、を定期的に検査。
のう胞が大きくなると注射器でたまった液体を抜く。
乳腺症の診断は、視診、触診、超音波による検査、マンモグラフィなどを行う。
乳腺症があるとわかれば、ホルモンの分泌異常を改善すれば、自然に治る。
悪化しないかぎり、通常は、そのまま経過観察。
ホルモンバランスを崩す「ストレス環境」を見直し改善する。
長い間、改善が見られず、痛みが増し、しこりが大きくなる場合は、ピルによる治療を行う。
バストに関する病気は、婦人科ではなく、外科の領域になる。
のう胞で、月経異常がある場合は、ホルモンの分泌異常を改善する。



「乳腺炎」

乳腺炎=授乳中に、乳腺が炎症をおこす病気

乳腺症と乳腺炎は、全く違う病状である。
乳腺症はホルモンの分泌異常に由来する。乳腺炎は乳腺が炎症を起こしている病気。
①乳房がかたくはれて痛む。
②熱を持っている。
③血液の混じった分泌物がでる。
乳腺炎は授乳中に起こる。

乳腺炎の特徴=授乳中に起こる乳腺炎
①おっぱいがきちんと排出されず、乳腺内にたまって炎症が起こる。
おっぱいは作られているのに乳管が充分に開通していないため炎症が起こる。
赤ちゃんが上手におっぱいを吸えないため、たまってしまい炎症が起こる。
乳腺炎は、はれて熱を持ち、さわると痛む。
②乳首や乳輪に傷ができて、その傷口からブドウ球菌や連鎖球菌などの細菌が侵入して炎症が起こる。
赤ちゃんがおっぱいを吸うときに、乳首や乳輪を傷つけて細菌が侵入して炎症が起こる。
おっぱいがうまく出ない痛みより激しく痛み、バストが赤くはれる、熱を出す、炎症が進むと、乳首から血の混じったおっぱいを出す。
授乳中でないのに、バストがはれ、痛みが出る=慢性乳腺炎
慢性乳腺炎の原因は、細菌感染による=赤くはれて、痛みをともなう。

治療法
おっぱいが出ないことで炎症を起こしている場合=なにより、まず、おっぱいを出すことを考える。
温湿布で温めたり、乳房マッサージをしてもらう。 搾乳器を使っておっぱいをためないようにする。
細菌感染している場合は、まず冷やすこと。
熱をともなう場合は、抗生物質を1~2週間服用する=抗生物質を飲む場合は、赤ちゃんへの影響について説明を受ける。

授乳中 = 授乳中の乳腺炎
乳首が陥没していると、赤ちゃんがうまく吸いつけない(母乳をうまく飲めない)
乳首が陥没している人は、妊娠中(出産前)に、マッサージ師やマッサージ器具などを使って、あらかじめ引き出しておく。
授乳中の感染による乳腺炎の治療では、抗生物質を飲む場合は、赤ちゃんへの影響について説明を受けておく。
調合漢方薬服用可→鍼灸マッサージ治療可。

母乳(おっぱい)が出なくて乳腺炎を起こしている場合=マッサージ師にお願いして、まず、母乳を出す。
慢性乳腺炎で抗生物質を処方してもらう場合は、妊娠の可能性に注意する。 → 調合漢方薬服用可→鍼灸マッサージ治療可。


「乳腺繊維腺腫」

乳腺繊維腺腫=バストにできるしこり=95%は良性(普通は安心)
入腺繊維腺腫=痛みを感じないしこりがある=しこりがある ①場所 ②状態 を注意する。
①しこりは乳房にできる
②しこりの大きさは大豆大以上ある
③しこりをさわると動く。
バストにできるしこりの95%は良性=ほとんどは心配いらないが、しこりが乳がんによるものなのか、そうでないのかを見極める必要がある。
いちばんの早道は、乳がん検査=調合漢方薬服用可→鍼灸マッサージ治療可。

乳腺繊維腺腫の特徴
乳腺繊維腺腫は、乳腺小葉をつくっている腺組織と脂肪組織にある繊維性の結合組織が増殖してできる。
しこりはかたく、コリコリとした触感である。
大豆からうずらの卵大まで大きさはさまざまである。
さわると逃げるように動く。
10代から30歳くらいの若い女性に多く見られる。
乳腺繊維腺腫は、良性の腫瘍なので、しこりが乳がんに変化することはない。
普通は、できても心配いらないが、心配であれば、専門家に相談(素人は、しこりだけで、乳がんとの区別が難しい場合もある)
しこりが小さいうちはそのまま経過を見る=大きくならなければ自然にしこりが消えていく場合もある=手術の必要なし。
しこりが大きくなって、見た目や触感が気になる場合=手術で腫瘍を摘出する。

乳腺繊維腺腫の治療
乳腺繊維腺腫の検査=視診、触診、超音波による検査、マンモグラフィなど、一連の乳がん検査を行う。
通常はこの段階で判断がつくが、不明確な場合は細胞診で判断する=細胞診は、しこりのある部分に注射針を刺し、細胞を採取して調べる。
マンモグラフィ検査で、乳腺繊維腺腫と診断されても、まだ不安な人は、希望して細胞診を受けることができる。
摘出手術は、しこりが3~4センチ程度の大きさなら、局部麻酔で行う。
皮膚を2~3センチほど切開して腫瘍を取り出す(簡単な手術=朝手術を受けて、問題がなければ夜には退院)

細胞診で良性の乳腺繊維腺腫と診断されても、その確度に不安が残るといった場合は、希望によって摘出手術を行うことがあります。
手術となれば傷は残りますから、若い世代でその必要があるのかどうか。摘出しても再発することはあるのかどうか。
良性の腫瘍ですから、摘出手術を受ける場合も医師とその”時期”を相談する


「乳管内乳頭腫」

乳管内乳頭腫=乳管に良性のポリープができる=発症率は少ない。
①血液の混じった分泌物が出る。
②乳首の周りに、しこりを感じる。
注意)
乳頭から血の混じった分泌物が出る病気=乳腺炎、乳がん、乳管内乳頭腫がある。
乳首にしこりを感じる場合は、乳管内乳頭腫か、乳がんが考えられる。
 
乳管内乳頭腫の特徴
乳房の中に張り巡らされている乳管は、母乳の通り道になる。
太い乳管、細い乳管など、さまざまな乳管が乳首に集まっている。
妊娠、出産すると、ここから赤ちゃんの食事=母乳(おっぱい)が出る。
この乳管の中に良性のポリープができるのが、乳管内乳頭腫である。
乳首から血液の混じった分泌物が出てくることによって乳管内乳頭腫とわかる。
比較的に太い乳管にポリープができる=ポリープが大きくなると乳首のまわりにふれて丸いしこりを感じる。
乳管内乳頭腫のしこりは小さく、痛みもなく、やわらかく、腫れることもない。
乳管内乳頭腫のしこりは、気づかないことが多い。
ふれてしこりとわかることは少なく、むしろ血液の混じった分泌物によって、乳管内乳頭腫とわかるほうが多い。

乳管内乳頭腫の治療
バストにあらわれる異常は、乳がんでないことを判断するための検査を行う。
超音波、マンモグラフィ、乳頭から出てきた分泌物(乳汁)を採取してがん細胞がないかを調べる検査(乳汁細胞診)
分泌液中の腫瘍マーカーを調べる検査、乳首から乳管内に内視鏡を差し込んで行う乳管内内視鏡検査などがある。
この段階で、乳がんとの識別がつかない場合は、しこりを摘出する乳管腺葉区分切除術(マイクロデケクトミー)を行って、組織の検査をする。
これらの検査の結果から、乳癌ではなく、良性の乳腺内乳頭腫と診断されれば、定期検診を受けながら経過を見る。
乳管内乳頭腫は、発症例がすくないことと、乳がんに移行するケースも極めてまれであることから、心配のいらないものと考えてよい。
乳管内乳頭腫のポリープがある場合は乳がん検査で発見される。
ポリープが発見されても、ほとんどは心配はいらないものであるが、心配であれば、精密な検査を希望することはできる。



「乳癌」

乳癌=毎日のセルフチェックで、バストのしこりの有無を確認しておくことが重要。
乳がんは、40歳代で発症のピークをむかえるが、最近の傾向は20代後半から発症が見られる。
25歳になったら、自分のバストに触れて、しこりがないか、異常がないかを、日々確認するとよい。
乳癌の注意する症状
①しこりは片側の乳房にだけある。
②チリチリした痛みを感じる。
③両方の乳房の大きさが極端に変わってきた。
④乳首から血液の混じった分泌物が出る。
乳房にできるしこりは進行段階によって変化する=しこりを感じたらすぐ、良性のものか、悪性(乳がん)のものか、診断するための検査を受ける。

乳癌の特徴
乳がんは、乳腺にできる悪性の腫瘍である。
最大の特徴は「しこり」で、乳がんがみつかるきっかけの80~90%は、しこりを感じて受診したケースである。
乳がんの発生する原因は、まだ解明されていない。一般的な、ガンの発生と同様、ストレスや食生活の欧米化が関与していると考えられる。
また、遺伝的な要素も関係している=これは体質や食生活などの生活環境が似ていることから、がんの発生条件が一致しやすくなることが原因と考えられる。
直接関与し、乳がん発生の主役と考えられているのが、「エストロゲン」である。=エストロゲンは女性ホルモンの一つ。
エストロゲンは、発がん性物質ではないが、細胞分裂を促す作用がある=結果的にがん細胞の発生と増殖に手助けをしてしまう。
初経の低年齢化、閉経の高齢化、出産や授乳経験がない、高齢で初産を迎える=エストロゲンの影響を受ける期間が長い女性に乳がんの発生率が高い傾向がみられる。
乳癌は、ほとんどが乳管に発生する=乳腺葉の先端にある小葉にも発生するが、約90%は乳管にできる。
ごくまれに、乳管内のがんが乳管開口部から乳頭、乳輪へ広がり、その部分がただれ、かさぶたができ、出血する「パジェット病」がある。
乳癌は、乳腺の上皮組織(乳管上皮、小葉上皮)から発生する=ガンの進行段階は、しこりの大きさ、リンパ節への転移の有無で、0期~4期に分けられる。

0期…がん細胞が乳腺内(乳管、小葉)に認められる(非浸潤がん)=早期のガン=この段階でしこりがふれることはあまりない=パジェット病も早期の乳癌である。
1期…しこりが2センチ以下で、リンパ節への転移はない。さわってしこりがふれる。
2期…しこりが2センチ以下でリンパ節への転移が認められる、あるいはしこりが2センチ以上で、リンパ節への転移が認められないもの。
    しこりが2センチ以上でリンパ節への転移が認められない、あるいはしこりが5センチ以上でリンパ節への転移が認められない、などの判断がある。
3期…しこりが5センチ以上で、リンパ節への転移がすすむ。しこりと皮膚が癒着して乳房にへこみやひきつれがみられるようになる。
    乳首がへこむケースもあり、血の混じった分泌物が出てくる場合もある。乳腺炎のように乳房が赤くはれて痛む炎症性の乳がんが認められることもある。
4期…他の臓器への転移がすすんでいる可能性が高い。進行性の乳がん。

注意)早期乳癌と呼ばれるのは、0期から1期の間のもの=この段階で乳がんが見つかり、治療できればほぼ完治する。
早期発見が大切=そのためには「しこり」を感じて受診するのではなく、定期的に乳がん検診を受けるのがベストである。
また、パジェット病は、乳首がかゆく、ただれることで発見される乳がんの一種(しこりがふれることはなく、かゆみが主症状)
早期に見つかるガンなので、「しこりはないから大丈夫」と考えずに受診する。
乳がんの検査は、視触診、超音波、マンモグラフィ、細胞診で確認する。

乳癌の治療方法
乳がんと診断=ほとんどの場合しこりの摘出手術をする。
手術法=3種類
①乳房とその下にある筋肉(大胸筋など)やリンパ節まで切り取る「定型的切除手術(ハルステッド手術)」
=すべて切り取れば再発の可能性が低くなる=術後腕が動かなくなる、むくんだりする=機能的な問題が多く出る=見た目にも女性にとってはつらい手術になる。
②胸筋は残して乳房だけをとる「否定形切除手術」、③乳房を残してしこりだけを取り除く「乳房温存手術」=どちらかが選択される。
=否定形的手術は、胸筋を残すことによって、すべてを摘出してしまった場合より機能的な問題は少ないが、
痛みやひきつれをまったく感じないわけではない=切除した部分にガンが再発する可能性もある。
「乳房がない」といった喪失感があるが、がんの進行段階によってはこの手術方法を選択せざるをえない。

乳房温存手術=乳房を残すための切除法がある。
①しこりだけを取り除く方法(乳房円状部分切除術)=この手術はしこりが小さな場合に適用される手術=手術の跡はほとんど目立たない。
②しこりのある周辺の乳房(乳腺組織)を乳首を頂点に、ほぼ1/4を切り取る(乳房扇状部分切除)
=しこりの大きさによって、1/4以下であることも、それ以上であることもある=自然な乳房の形を維持することはむずかしい。
これらの手術法は、再発の可能性が否定できないので、抗がん剤治療、放射線治療、ホルモン療法を合わせて行うことになる。
=手術の前、手術の後、手術の前後にそれらの治療法を組み合わせて行うケースもある。

乳房を喪失する=女性にとっては、非常につらい=手術後に、乳腺の移植手術、乳房の再建手術などを行う=希望者のみ実施。
乳房を温存する方法=よりよい選択肢が増える研究が進められている=自分にとって最良の選択ができるように医師と十分に話し合う。

乳がんの検査
①超音波検査
皮膚にゼリーをぬり、プローブと呼ばれる検査器をあて、しこりを見つける検査=胎児の様子を見る検査と同じもの。
しこりの中までを詳しく見ることができる
②マンモグラフィ検査
乳腺専用のX線撮影装置を使って行うレントゲン検査=乳房をなるべく薄く平らにして撮影しますから、引っ張られるような痛みがある。
しこりのふれない早期のがんも発見されやすいので、早期発見には欠かせない検査。
③細胞診
細胞を採取して検査する=注射器をしこりのあるところに刺して細胞を取り出す=痛みはチクリとする程度。
顕微鏡で見て、良性か悪性かを判断する。
④組織診
しこり部分の組織を切り取って検査する方法=局部麻酔で行う。
顕微鏡で見て、良性か悪性かを判断する。



cf :子宮癌と東洋医学(漢方薬・鍼灸・経絡ツボ療法)

子宮癌 = 生理は終わったはずなのに出血する。
①セックスのときに出血する。
②生理、セックスのとき以外にも出血する。
③おりものの量に変化がある。
④生理がいつもより多く、長引く。
これらが子宮ガンの兆候としてあらわれる場合がある。
 → 調合漢方薬服用可能

子宮癌=病気の特徴=子宮ガンは、2種類ある = ①子宮頸ガン、②子宮体ガン。

①子宮頸癌は、子宮と膣の境目(外子宮口)のあたりに発生するガン。 → 調合漢方薬服用可能
子宮ガンのほぼ90%が、子宮頸がん=原因は、「ヒトパピローマウイルス」
「ヒトパピローマウイルス」は、ペニスの恥垢や分泌液の中にいてセックスによって感染する。
また、出産回数が多い、子宮膣部びらんがある、子宮頸管炎を起こしている場合も、子宮頸がんになりやすい。
セックスする相手が包茎ということなら、恥垢がたまりやすいため感染率も高まる。
つまり、子宮頸ガンは、性感染するウイルスが原因のひとつ。
若いころからセックス経験が多い女性は、かかるリスクは高くなる。
子宮頸癌は、初期の自覚症状は、ほとんどないが、ただ、不正出血がある。
セックスのあとに出血する、生理が終わったのに、また出血する。
生理以外の出血があった場合は注意が必要。
血液の量は、さまざまで、多いことも少ないこともある。
色も、鮮血だったり、褐色だったり、個人差がある。
癌が進行すると、悪臭のある茶褐色のおりものが増える。下腹部に痛みを感じる。排尿が困難になる。
子宮頸癌は、どの年代の女性にもみられる。
30歳くらいから増え、40代、50代がピークになる。
子宮頸癌の前段階である「異形上皮細胞」は、10代、20代の女性からもみつかっている。

②子宮体癌=子宮内膜がんとも呼ばれ、子宮の内側にある子宮内膜にできるガン。 → 調合漢方薬服用可能
原因は、食生活の影響=動物性脂肪をたくさん食べる食傾向の地域に発生率が高い=食生活の欧米化に伴い、子宮体ガンも増えている。
女性ホルモンのひとつであるエストロゲンがガンの発生に関わっている=顕著な晩婚傾向、少子化傾向=子宮体ガンの増加の原因のひとつになる。
子宮体ガンも生理以外の不正出血が初期症状といえる。
セックス時や排尿時の痛み、骨盤周辺の痛みなどもあらわれる。
子宮体癌にもっともかかりやすいのは50代から60代の閉経期を迎えたあたりの女性。
子宮体ガンは、肥満、高血圧、糖尿病がある女性に多い。 → 調合漢方薬服用可能

子宮癌の検査
①子宮頸ガンの検査は、通常、膣のなかに綿棒やヘラのようなものを入れてこすり、細胞を採取して顕微鏡でガン細胞の有無を調べる=「細胞診」=短時間ですみ、痛みもない。
検査前に膣をきれいに洗いすぎると分泌物がうまく採取できず正確な判定ができないので、ごくふつうの状態で検査に臨む。
この検査で疑わしいという結果が出た場合は、その部位の組織をとってさらに詳しい検査を行う=「組織診」
②子宮体ガンの検査は、専用の器具を子宮の奥に入れて子宮内膜の一部を採取して行う=多少の痛みや検査後の出血がみられる
細胞診で疑わしい結果が出たときは組織診が行われる。痛みを伴うため、麻酔をかけて組織を削り取る。
子宮頸癌の検査で子宮体癌が発見される場合はほとんどない。発症ルートが違うので、検査を受ける場合は別々に受ける必要がある。

子宮癌の治療方法。 → 調合漢方薬服用可能

①子宮頸癌の治療は、ガンの進行段階によって異なる。。 → 調合漢方薬服用可能
子宮頸がんの進行段階、ステージ(病期)
0期…早期のガン。子宮頸部の上皮内だけにガンが認められる。
1期…子宮頸部だけにガンがあり、ほかには広がっていない。
2期…子宮頸部以外にもガンが広がっているが、骨盤壁、膣壁の下3分の1には達していない。
3期…ガンが骨盤壁まで達し、ガンと骨盤壁の間にはガン以外の組織がない。あるいは膣壁浸潤が下方向に3分の1を超えている。
4期…ガンが小骨盤腔を超えて広がっている。あるいは膀胱、直腸の粘膜にも広がっている。

子宮頸がんの治療方法。 → 調合漢方薬服用可能
外科療法、放射線療法、抗がん剤による化学療法の3つがある。
ステージが、進むにしたがって、治療も困難になる。
早期発見ができれば、レーザー光線で病巣だけを取り除く方法で完全治癒可能。=妊娠、出産も可能。
国立がんセンターのデータでは、0期では治療後の再発の例はない。
5年生存率は1期が92.1%、2期73.1%、3期49.2%、4期20.4%となっている。

②子宮体がんの治療方法。 → 調合漢方薬服用可能
外科療法、放射線療法、化学療法、ホルモン療法の4つがある。
子宮体がんの進行段階、ステージ(病期)
0期…子宮内膜に正常細胞とは異なった「異型細胞」が増えている。
1期…子宮体部分にだけガン細胞が認められる。
2期…ガンが子宮体部を超えて子宮頸部にまで広がっている。
3期…ガンは子宮外に広がっているが、骨盤を超えて外には広がっていない。あるいは骨盤内、大動脈周囲のリンパ節に転移が認められる。
4期…ガンが骨盤を超えて他の部分に広がっている。あるいは膀胱、腸の内腔に入り込んでいる。
5年生存率は1期92.2%、2期88.5%、3期70.2%、4期16.7%となっている。
0期で、子宮全摘した患者さんの手術後の再発はない。(国立がんセンター調べ)

子宮癌=注意事項。 → 調合漢方薬服用可能
子宮頸ガン、子宮体ガンでは、進行段階によって治療方法も手術方法も異なる。
まず、手術前、手術後に放射線療法、抗がん剤による化学療法と組み合わせることが多い。
それぞれの「癌(ガン)」の状態と照らし合わせながら、医師から説明を受け、最良の方法を選択する。
がんの治療では、手術の痛みに加え、放射線療法や化学療法による副作用の苦痛、苦悩がある。避けて通れない道になる。
手術後の生活上の注意点、副作用について、納得がいくまで、しっかり説明を受けておくこと。
子宮ガンの検査は、会社で行う「子宮ガン検診」なら無料。
それ以外は、市町村単位で行うガン検診を受ける。
自治体が行うものは年齢制限(子宮頸ガンは30歳以上、子宮体ガンは自治体によって異なる)がある。

子宮癌の検査
①超音波検査=「エコー」と呼ばれる検査。プローブという検査器を用いて、おなかの上からあてる経腹エコーと、膣の中に入れてみる経腟エコーの2種類がある。
筋腫の位置や大きさ、だいたいの数がわかる
子宮の大きさ、内膜症の位置や癒着の状態、卵巣や卵管の病巣、子宮ガンの識別もできる。
②MRI 検査=磁気を使って、縦横斜めから体の内部の断面像を写真撮影してみる検査。
子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣の病巣が、超音波検査やX線をあててみるCTより鮮明にわかるのが特徴。
内膜症が子宮の筋層にできる腺筋症の色別にすぐれている。
③腹腔鏡検査
子宮内膜症は超音波検査やMRI 検査でもある程度のことはわかるが、
確定診断するにはおなかを開腹して調べるか、腹腔鏡で病巣を採取して調べるかのどちらかの検査が必要になる。
不妊治療でも、しばしばこの検査が行われる。
腹腔鏡検査は、全身麻酔でおなかに小さな穴を開け、腹腔鏡という先端にレンズのついた内視鏡(ファイバースコープ)を挿入し、
カメラが映し出す内部をモニター画面をみながら病巣を調べる。
腹腔鏡は、直径5~10ミリ。 細いものでは、2~3ミリ程度のものがある。
腹腔鏡下手術も同じ方法で、手術に必要な器具を挿入して行う。



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